健康が欠けていたお話
大分、間が空いてしまいました、すみません。
その間の私は、精神科からの不安を抑える薬、心拍数を抑える薬は服用しておりますが、
食欲もかなり戻り、夜もすっかり睡眠し、仕事にもフルタイム勤めております。
元々、私の身体は丈夫な上、健康なのです。
お酒、タバコは染みついておりますが、両親には感謝しております。
一方で彼女のお話。
彼女は決して私のように丈夫とは云えませんでした。
今年に入ってから、入退院を繰り返しました。
私が話を聞いたのは3月頭。
入院しています、とのライン。
どうやら彼女曰く肺炎。
と云いつつも、毎年1回はこのような状況があったそうで、
退院したら保険入ろうかな、とも零しておりました。
彼女の状況についてもう少し深く掘り下げると、
彼女は障碍者年金の申請をしておりました。
身体の方、精神の方と申請方法があるのですが、
医者曰く、どちらでもイケるような状態だったようです。
実際には、メンタルの方が根が深く、さらに2級を超えて1級でもいけそうだ、
障碍者手帳は身体より、精神の方が使い勝手が良い(?)とのことで、
精神での申請をしておりました。
彼女はそんな状況だった訳です。
彼女と恋人関係ではありましたが、
私の記憶も、彼女の車椅子を押して歩いたことの方が鮮明だったりします。
5月には、「あるけない~」とヨタヨタする彼女の姿を見るのはツラくありましたが、
それでも車椅子を押して、タクシー代は痛かったですが(当時は)、
病院行脚をしたこともありました。
彼女の問診にも、とにかく歩けないのがツラい。
ただ、身体の数値的には、そう酷くもないのですよね、、、数値の結果見たのですが。
勿論決して健康という数値ではなかったのですが、
どれも平均か、それ下という感じ。
きっとメンタルからくるものも大きかったと思います。
現に彼女はメンタルクリニックにも定期的に通院しては、処方箋を頂いており、
薬の副作用で薬太りも起こしたくらいです。
兎にも角にも、病院行脚でもそうだったのですが、
ツラそうにしている彼女に掛けられる言葉はなかなかなかったです。
入院しようね、とも云えない。
気持ち的には入院させてあげたいけど、親族の壁がそれを阻みます。
そんな不安定な体調が続くと、前向きに治したいという日もありますが、
きっと気持ち的に落ち込んだ日もあったと思います。
今日は体調悪いからラインお休みするね、というのもありました。
健康でいるのはありがたいです。
何より乗り越えていける気力があるわけです。
彼女は不安定に歩けない、そして元々患っていたメンタル、、、
仕事のことや、自分のことも含めなかなか考える余裕もなかったかも知れません。
彼女のメンタルについては、固く口を閉ざしておりましたが、
一部だけ伺うこともできました。
ただし、彼女の名誉もあるので、後日言葉を選びながらを考えております。
「障碍者って偏見ある?」
彼女が私に説いたセリフです。
彼女は結構気にしていたと思います。
幸か不幸か、私は父親が心臓悪く、人工心肺となっているため障碍者申請を済ませており、
さらに障碍者手帳で、割引生活を謳歌しているのを見ているため、さほど偏見はありませんでした。
こういう健康を抱えている子は居ます。
「当たり前に健康でいること」というのは、非常に贅沢なことかも知れません。