親族、健康、お金、全てが欠けると生きるのは難しいお話

彼女が自殺してしまった人による、行き場のない思いのアウトプット

事実に辿り着いた現時点での感情

昔から涙脆い方だと思っておりました。

映画館でアニメ映画を見ただけでポロポロ涙を流すこともありました。

 

薄情なのかも知れません。

沢山の涙が溢れ出さないのです。

じっとしていると、多少の涙を流すことがありましたが、

うわーん、とか大泣きするようなことがまだありません。

むしろ、失恋したときの方が大泣きしたかも知れません。

 

怖い。

後悔。

どうして?

選択肢を間違えた。

 

泣く、悲しい以外の色々な思考と感情の方でいっぱいになっております。

一番は怖い、なのです。

 

後追い自殺というのがありますが、

彼女の死という事実が大きすぎて、自分がそのような行為をするのが怖いのです。

 

彼女との付き合いで、彼女に怖いという印象を与えてしまったことがあります。

当方は素直に謝り、冷静を取り戻しましたが、

その怖いの度合いを意識しておりませんでした。

彼女にとっては今の自分くらいの怖いの度合いだったかも知れません。

 

母親、他抱えきれず数人に吐露しました。

そのうち、「あんたはできる限りやったよ」、という言葉を掛けてもらいました。

それでもまだこうして気にしてしまいます。

今自分の感情は悲しいよりも、怖いが大半です。

不惑にもなって、こんなにも恐れるものが出てきてしまっております。

 

怖いという感情が大きすぎて、自分はなんとか吐き出したい状況です。

このように。

 

彼女はこれまで状況を鑑みると、きっと不安でいっぱいだったと思います。

それでも自分には一部しか吐き出さずに、まだまだ抱えていたと思われます。

そしてパンクした。

 

当方の好きなアーティストに声優の内田彩さんという方がおります。

その方の歌で「Ruby eclipse」という大変カッコよい曲があります。

曲のカッコ良さに彩られ、歌詞が非常に一途になっております。

 

夢の中でも良い 君に会えるなら

この心にもっと焼き付けて

君があまりに優しく笑うから

あと少しだけ お願い 眠らせてよ

 

会えなくなった人への思いを、「Ruby eclipse」という花に例え、太陽まで届かない、という歌詞なのですが、

夢の中でも良いから会いたいのです。

ただ、この歌詞は「ただ待つしか出来ない」、「灰となり朽ちては やがて消えるまで」というフレーズもあるため、

亡くなった人の表現には使われていませんね。

今となっては会えなくなっても、生きていれば良いです。

自分が過去に縁がなくなり会えなくなった人でも、もう生きていれば良いです。

 

夢は比較的見るほうですが、まだ彼女は現れてくれません。

夢でも会いたいです。

少しでも彼女にまだ関わっていたいです。

それに届かないのが、まだ怖いです。